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7月, 2017の投稿を表示しています
ブログを書こう!と思い立ったのが2013年、大学一年生の頃。 気がついたら大学時代が過ぎていて、2017年。 長いような短いようなこの4年の間で、私を取り巻く状況や世相も随分変わった。 個人的にはこの4年間で長い文章を書いた経験は課題として出されたレポート執筆と好きなラジオに向けたお便り投稿くらいで、文章を書くモチベーションが上がることはなかった。何と卒論すら書いていない。卒論代わりに、と思って書いた1万字のレポートは、破綻した論理をゴリ押しで書き通したので(自覚はある)読めたものではない。だいぶ怠けたものだと思う。 書く方は怠けるだけ怠けた。読む方はと言えば、実はそちらも熱心に取り組むことはなかった。ただ、人の話を聞くのが好きになった。どんなに難しい書評、文学理論の本を書いている人でも、実際に話を聞きに行けばだいぶわかりやすい。話すこと、聞くことは、形而上学的な思想を現実に還元する窓口だと思う。話を聞きに言った後に著作を読むと理解の度合いが断然変わる。この人の話が好きだと思ったら、例え別の大学であろうと潜りに行った。読むより聞いて、メモをして、好きな理論は頭の中に勝手に残ってくれるだろうと思った。東京はそれを可能にしてくれる場所だった。 ただ話を聞くだけではなく、その話に対して自分が考えたささいな疑問や主張を短い文字数でまとめるのも楽しかった。だから、授業のコメントシートはラジオのようで毎回ワクワクした。次の授業の始めに、数百人の学生の前で自分のコメントシートが読み上げられると、僅かな承認欲求が満たされる。教授は私の顔も知らないけれど、内容を評価してくれている。この距離感が心地良かった。 つらつらと言い訳を書いたけど、ここで一旦まとめたい。大学時代は色々な話を聞くことに徹した。楽しい体験だったし、今後も続けていきたいと思っている。でも、これからはちゃんとアウトプットしていきたい。論理的な長い文章を書いていきたい。インプットしたものは、アウトプットしないと頭の中に残りづらい。twitterや読書メーターでちまちま書いた短い文章は、頭の引き出しにしまうには濃度が薄すぎて役に立たない。 というわけで、下手なりにもっと更新していきたいと思う。 (恐らく誰にも読まれないであろう)抱負でした。